セルフトークのコントロール

毎日アファメーションを実践し、
機能音源を聴く習慣が定着してきたあなたに、
次のステップとしておすすめしたいのが
「セルフトークのコントロール」です。

セルフトークとは、
自分の心の中で自分自身に語りかける
言葉や思考のことを指します。

人は一日に約6万回ものセルフトークを
行っていると言われています。

例えば、
「うまくいった」
「疲れた」
「どうしよう」など、
無意識に自分に語りかけている
これらの言葉がその一例です。

このセルフトークは、
私たちの思考や行動、さらには人生全体に
大きな影響を与える重要な要素です。

セルフトークは無意識に行われることが多いため、
そのままにしておくと、
私たちの思考や感情がセルフトークに
引きずられてしまいます。

特にネガティブなセルフトークに支配されると、
その影響は深刻です。

例えば、
「また失敗した」
「自分には無理だ」
といったネガティブなセルフトークを繰り返すことで、
自己評価が低くなり、
失敗を繰り返すという悪循環に陥ります。

これは、
脳がセルフトークによって状況を「再体験」するためです。

失敗した瞬間の感情や状況を何度も思い出すことで、
脳はそれを現実のように感じ、
同じ状況を避けようとします。

しかし、
その結果として自己制限を設けてしまい、
可能性を狭めてしまいます。

一方で、
セルフトークをポジティブに管理すれば、
あなたの行動や考え方、
そして目標達成に向かう力が大きく変わっていきます。

ポジティブなセルフトークを繰り返すことで、
脳はそのポジティブな状況を「再体験」し、
成功体験を増やしていきます。

これにより、自己肯定感が高まり、
チャレンジ精神も旺盛になります。

たとえば、
失敗したとしても
「次はどうやったらうまくいくか考えよう」と
ポジティブに捉えることで、
同じ失敗を恐れずに挑戦し続けることができます。

ポジティブなセルフトークは、
「次もできる」
「これも自分にはできる」
といった前向きな感覚を持たせ、自己成長を促進します。

ネガティブなセルフトークの例としては、
「また失敗した」
「どうせうまくいかない」
「自分はダメだ」などがあります。

これらは、一度の失敗やネガティブな経験を
何度も思い返すことで自己否定感を強め、
自信を失う悪循環を引き起こします。

一方、ポジティブなセルフトークの例には、
「やった、またできた!」
「次はこれに挑戦してみよう」
「少しずつ成長している」といったものがあります。

こうした自分を励ます言葉は、
小さな成功でも自分を褒めることで自信を育み、
前向きな行動を促します。

ポジティブなセルフトークを続けることで、
自然と考え方や行動が前向きになり、行動力が増します。

セルフトークをポジティブに変えるためのコツとして、
「ゴールを達成した自分ならどう言うか?」
という視点を持つことが重要です。

未来の成功した自分をイメージし、
その自分が今のあなたに何を伝えるかを考えてみてください。

その言葉が、今のあなたを後押しする
ポジティブなセルフトークになります。

セルフトークのコントロールは、
人生をポジティブに変えるための強力なツールです。

今すぐにでも、自分のセルフトークを意識し、
ポジティブな言葉に変えてみてください。

これを続けることで、
あなたのゴール達成への道がますます開かれるでしょう。

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この記事を書いた人

苫米地式コーチング認定コーチ/苫米地式コーチング認定教育コーチ/TICEコーチ/PX2ファシリテーター。 苫米地英人博士から指導を受け、青山龍マスターコーチからコーチングの実践を学び、世界へコーチングを広げる活動を実施中 あなたのゴール達成に向けて強力にサポートします。

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