ゴール設定がうまくいくコツ:時間軸を「思いっきり伸ばす」

「ゴールを考えても、どうしても現実的な範囲に収まってしまう」
「本当にやりたいことがあるはずなのに、言葉にできない」
「ワクワクするゴールを設定したいのに、義務感のほうが勝ってしまう」

もしあなたがそう感じているなら、それは発想力がないからではありません。
実は、時間軸が短すぎるだけかもしれないのです。

今日は、ゴール設定の枠を外すための方法──「時間軸を思いっきり伸ばす」についてお伝えします。

目次

なぜ時間軸を伸ばすとうまくいくのか

私たちは普段、忙しさや常識、周囲の期待に引っ張られて暮らしています。そのため無意識のうちに「現実的な範囲」でゴールを選びがちです。

すると、ゴールが目標というより「改善計画」に近いものになり、ワクワクよりも義務感が勝ってしまいます。

時間軸を大きく伸ばすと、いま抱えている制約や心配が相対的に小さくなります。そして「本当はどうしたいのか」が表に出やすくなるのです。

ここで大事なのは、未来を当てにいくことではありません。未来を使って、いまの枠をゆるめることです。正しい答えを出そうとせず、感じるように考えていきます。

未来へ伸ばす問い:5年後から、人生を超える未来へ

まずは比較的想像しやすい未来から入ります。

「5年後は?」「10年後は?」と自分に問いかけてみてください。どんな一日を過ごしていて、どんな人たちと関わり、何を大切にしているでしょうか。

そこから一気に時間を伸ばします。「100年後は?」「1000年後は?」「2600年後は?」というように、自分の人生を超える未来へ跳びます。

すると「そのとき自分はもういないかもしれない」という前提が入ってきます。この前提がとても大切です。視点が自分の損得や評価から離れ、世界や社会、次世代の方向へ意識が広がっていきます。

未来の世界を描く3つの質問

時間軸を伸ばしたら、次の3つを自分に投げかけてみてください。

1. どんな世界になっているでしょうか?(予測)

技術、教育、医療、働き方、コミュニティ、環境など、思いつくまま自由に想像してかまいません。

2. どんな世界を希望しますか?(願い)

ここでは遠慮はいりません。人が安心して挑戦できる社会、子どもが自己肯定感を育てられる教育、争いよりも対話が選ばれる文化。そうした「こうだったらいいな」を、心のままに言葉にします。

3. どんな世界にしたいですか?(意志)

希望を”自分ごと”に引き寄せます。たとえば──

  • 世界中の人が対話を通じて理解し合い、戦争のない地球を実現する
  • すべての子どもが自分の可能性を信じられる教育システムをつくる
  • 誰もが「生きていてよかった」と感じられる社会をつくる

ここに正解はありません。あなたが「そうしたい」と感じる方向が、そのまま種になります。

そして結局、あなたは何がしたいですか?

ここまで来たら、問いを自分に戻します。「その世界に向けて、私は何がしたい?」です。

最初から大きな答えでなくて大丈夫です。大切なのは、何者になるかより、どんな状態を増やしたいか。どんな空気を広げたいか。どんな人を支えたいか。

そしてもう一つ大事なポイントがあります。現状の外へ出るには、考えてひねり出すより、リラックスして浮かび上がらせるほうがうまくいきます。力を入れた瞬間、私たちは「できるかどうか」「評価されるかどうか」に戻ってしまうからです。

答えが立派かどうかではなく、読んだときに少し身体が軽くなるか、心が明るくなるかを目安にしてみてください。

あなたの「本当のゴール」は、時間を伸ばした先に見えてくる

今日から、ほんの少しだけ。
自分に問いかけてみてください。

「100年後、1000年後の世界に、あなたは何を残したいですか?」
「その世界に向けて、あなたは何がしたいですか?」

答えは一つでなくて構いません。最初は曖昧でも構いません。
大切なのは、あなたの内側が「それだ」と反応する方向を、丁寧に選び続けることです。

時間軸を伸ばせば伸ばすほど、目先の制約がゆるみ、本音の願いが見えやすくなります。
あなたには、自分でゴールを選び、未来をつくっていける力が、すでにあるのです。

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この記事を書いた人

苫米地式コーチング認定コーチ/苫米地式コーチング認定教育コーチ/TICEコーチ/PX2ファシリテーター。 苫米地英人博士から指導を受け、青山龍ヘッドマスターコーチからコーチングの実践を学び、世界へコーチングを広げる活動を実施中。あなたのゴール達成に向けて強力にサポートします。

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