先日、友人たちと集まった際、趣味の話題で盛り上がりました。
ドローンで空撮を楽しむ人、ラジコンヘリを組み立ててレースに参加する人、一眼レフで美しい風景を撮る人、読んだ本の感想を語り合う読書家、NetflixやHuluで最新の映画をチェックする映画好き──どの話も興味深く、気づけば時間があっという間に過ぎていました。
しかし、ただ好きなことを続けるだけでは、どこか物足りなさを感じることはありませんか。
趣味を通じて何を得たいのか、どんな達成感を味わいたいのかを考えることで、新たな楽しみが見えてきます。
そこで重要なのが「趣味のゴール」です。
趣味のゴールとは、自分の内から湧き上がる「やりたい」という気持ち、つまり“Want to”に基づいて設定する目標です。
周囲の期待や利益ではなく、心が動かされた瞬間に立ち返り、小さな達成体験をデザインしていきます。
趣味のゴールを持つことで、自分の好奇心に沿った動機が生まれ、忙しさや疲れを乗り越えても自然と続けることができます。
ゴールを達成したときの達成感は、エフイーシーを高め、次の挑戦への期待感を育みます。
さらに、義務感や他者の評価から解放されることで、趣味そのもののリラックス効果が最大限に発揮され、日常のストレス軽減にもつながります。
また、自分の興味に基づいて行動する過程で、新たなアイデアや発見が生まれやすくなり、クリエイティビティが刺激されるという嬉しい副次効果もあります。
まずは、趣味に没頭しているときに心が最もときめいた瞬間を思い返してみてください。
例えば、ドローンで撮影した映像に息をのんだときや、文章を書いているうちに時間を忘れたときです。
趣味のゴールは、自分自身の“Want to”を道しるべとすることで、純粋に楽しく続けられる趣味を深める手段です。
他人の目や利益に左右されず、心の声に従ってゴールを達成する喜びを味わうことが、趣味をより充実させる鍵となります。
まずはあなたが本当に心を動かされた瞬間を思い返し、その感動を形にするゴールを考えてみましょう。
その一歩が、あなたの日常をより豊かに彩るはずです。
