お勧めのワーク

さまざまなワークを試しても
「成長を感じられない」と思うことがあります。

そんなときは、
あれこれ手を広げるよりも、
一つのことに集中する方が効果的です。

セルフトークとは、
自分の心の中で行う内なる対話のことです。

日常の思考の中で、
私たちは無意識に「自分自身への言葉」を発しています。

それがポジティブかネガティブかで、
行動や成長に大きな影響を与えます。

たとえば、
次のようなネガティブなセルフトークを
無意識に繰り返していないでしょうか?

「だめだ、また失敗した」
「自分には向いていない」
「やっぱり無理かもしれない」

こうした言葉は、エフィカシーを下げてしまいます。

成長を感じにくい原因の一つが、
無意識のネガティブなセルフトークにあるのです。

ネガティブなセルフトークを放置せず、
意識してポジティブな言葉に置き換える習慣を身につけましょう。

たとえば、次のように変換してみてください:

「また失敗した」→「ここまでできている。次はこうしよう」

「自分には無理かも」→「今はまだできないが、方法はあるはず」

ポイントは、
ネガティブなセルフトークが出てきた瞬間に、
「これは自分らしくない」と認識し、
意識的にポジティブな言葉に変えることです。

ポジティブなセルフトークができたときは、
「自分らしい」と声に出して、
自分を肯定する癖をつけましょう。

自己肯定感を育むことで、
エフィカシーも自然と高まっていきます。

日本人に多いのが、
褒められたときに謙遜しすぎてしまうことです。

たとえば、次のようなやりとりをしていませんか?

褒められて:「いえ、まだまだです」

成果を認められて:「全然一人前ではありません」

一見すると謙虚に見えますが、
これでは自分の努力や成長を否定してしまい、
エフィカシーが低下してしまいます。

褒められたときは、次のように素直に受け取りましょう:

「ありがとうございます。これからもゴールに向かいます」

「嬉しいです。もっと成長します!」

こうしたポジティブな言葉を使うことで、
周囲の評価を認め、自分の成長を確信できるようになります。

特に課題や困難に直面したとき、
セルフトークの使い方が大きな分かれ道になります。

壁にぶつかったときに、次のようにセルフトークを行ってみましょう:

「この状況には必ず解決策があるはずだ」

「何か方法が見つかるまで、やり続けよう」

困難を「成長のチャンス」と捉え、
ポジティブなセルフトークを繰り返すことで、
現状を超えるためのエネルギーが湧いてきます。

いろいろなワークに取り組むのは良いことですが、
もし成果が感じられないときは、
一度セルフトークのコントロールに集中してみましょう。

セルフトークは日々の習慣の中で最も効果が高く、
取り組みやすい方法です。

特にネガティブな思考が自動的に湧いてきやすいと感じる方ほど、
セルフトークの改善が大きな成果をもたらします。

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この記事を書いた人

苫米地式コーチング認定コーチ/苫米地式コーチング認定教育コーチ/TICEコーチ/PX2ファシリテーター。 苫米地英人博士から指導を受け、青山龍マスターコーチからコーチングの実践を学び、世界へコーチングを広げる活動を実施中 あなたのゴール達成に向けて強力にサポートします。

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