「毎日ちゃんとバランスを取ろうとしているのに、疲れが取れない」
「やりたいことがあるのに、仕事で手一杯になってしまう」
「頑張っているはずなのに、どこか満たされない」
もしあなたがそう感じているなら、それは努力が足りないからではありません。
実は、バランスを「1日単位」で取ろうとしているだけかもしれないのです。
今日は、人生のバランスを「月単位」で整える方法についてお伝えします。
「生真面目さ」がバランスを崩すことがある
生真面目な人ほど、1日の中でバランスを取ろうとします。仕事も、家族も、健康も、学びも、趣味も、全部を同じ日に入れようとしてしまうのです。
ところが、人生のカテゴリーが増えるほど、1日で全部を満たすのは難しくなります。結果として「今日もできなかった」という感覚が残りやすく、やる気よりも罪悪感が積み上がっていきます。
ここで一つ、考え方を変えてみてください。ある日は趣味に寄せる日があっていいし、別の日は仕事に集中する日があっていい。毎日きれいに整えるのではなく、日ごとにテーマを変えるほうが、かえって満足感が出やすいのです。
バランスは「月単位」で取っていい
結論から言えば、バランスは1日単位ではなく月単位で取れば十分です。むしろ、そのほうが現実的です。
たとえば月初は仕事の山場で平日は仕事中心になったとしても、週末に家族や趣味の時間を確保できれば、全体としては整っていきます。月末に体を整える日を入れるだけでも、心身はちゃんと回復しやすくなります。
カレンダーを「1日」ではなく「1か月の絵」として眺めてみてください。毎日完璧じゃなくても、ちゃんと前に進んでいることが見えやすくなります。バランスは、日々の点ではなく、月全体の線で作るものです。
ただし「仕事だけの日々」には要注意
ここは大事な注意点です。もしあなたの毎日がほぼ仕事だけになっているなら、少し立ち止まってみてください。仕事が忙しいことを、他のカテゴリーのゴールへ向かえない理由として固定してしまうことがあるからです。
「落ち着いたら運動しよう」「余裕ができたら学ぼう」「時間ができたら家族の時間を増やそう」。こうした言葉は自然に出てきますし、責める必要はありません。ただ、先送りが続くと、仕事以外のゴールが薄れていき、「仕事しかない状態」が当たり前になってしまいます。
これは努力不足ではなく、時間の設計が仕事に偏る構造になっているだけです。
「月バランス」の整え方
まずは今月を見渡し、仕事に寄せる日、体を整える日、自分が満たされることに触れる日を、月の中に散りばめるイメージで配置してみてください。ポイントは、毎日全部をやろうとしないことです。日によってテーマを変えれば、気持ちの切り替えが起き、結果として継続しやすくなります。
そしてもう一つ、忙しい時期でもゼロにしないために「最小の一手」を用意しておくと効果的です。
- 運動のゴールなら10分ストレッチ
- 学びのゴールなら1ページ読む
- 家族のゴールなら5分だけ丁寧に話す
小さすぎるように感じても、ゼロにしないことが、仕事への偏りを防ぎます。
あなたの「バランス」は、月全体で整っていく
今日から、ほんの少しだけ。
自分に問いかけてみてください。
「今月、心から『そうしたい(want to)』と感じることに触れる日はありますか?」
「仕事以外のゴールに向かう時間を、どこかに置けていますか?」
答えは一つでなくて構いません。最初は曖昧でも構いません。
大切なのは、あなたの内側が「それだ」と反応する方向を、丁寧に選び続けることです。
今日を完璧にしなくていい。でも、今月のどこかで、あなたのゴールに触れる日をつくる。
あなたには、自分で配分を選んでいける力が、すでにあるのです。
