臨場感を高くして・・・

ゴールを設定した際、最初は漠然としていて
臨場感を持ちにくいと感じるかもしれません。

しかし、
「ゴールを達成した自分の姿」を具体的に思い描くことで、
そのゴールにより近づいている感覚を得られます。

以下のポイントを考慮しながら、
ゴールのイメージを描いてみましょう。

  1. どこで   ゴールを達成したシーンがどのような場所で
      展開されているかを想像します。
      例えば、海辺の家でくつろいでいるのか、
      憧れのカフェでコーヒーを楽しんでいるのか、
      特定のオフィスで働いているのかなど、
      詳細にイメージしてみましょう。
      場所のイメージが鮮明になると、
      その場にいるような臨場感が高まります。
  2. 誰と   そのゴールを達成している自分は、
      どんな人たちと一緒にいますか?
      大切な家族、信頼できる友人、
      尊敬する上司や仲間と過ごしている場面を
      具体的に描写しましょう。
      一緒にいる人たちを思い浮かべることで、
      自分がどれだけ支えられているかを感じられ、
      さらにそのゴールがリアルなものとして
      心に響いてくるはずです。
  3. どのように   どのような方法でゴールにたどり着いたか、
      具体的な行動やプロセスを思い描きます。
      たとえば、努力を重ねてきた結果であったり、
      新しいスキルを学んで
      成功を手に入れたりした様子を描写してみましょう。
  4. 何をしているのか   ゴールを達成した自分が、
      実際に何をしているか、
      どのような活動や行動をとっているかを
      明確にイメージします。
      具体的に「どんな仕事に取り組んでいるのか」
      「どんな風に人々と関わっているのか」など、
      詳細に描写してみましょう。

こうしたポイントを意識すると、
自分のゴール達成シーンがまるで
映画のワンシーンのように浮かび上がります。

視覚的なイメージを積極的に活用し、
ゴールの達成後の姿を具体的に言葉にしてみましょう。

臨場感を高めるために、
日常とは少し違う表現方法も試してみてください。

例えば、

「時間は、未来から過去に流れている」

  未来に向かうのではなく、
  未来から現在へと流れてくる時間を感じることで、
  未来が今に近づいているという意識を持てます。

「私は、何でも選択できる」

  自由な選択肢をもつ自分を描くだけでなく、
  「選択しなかったことから自由である」と言い換えることで、
  より「自由」を感じることができます。

五感を使った表現を取り入れると、
さらにリアルにイメージが湧きます。

たとえば、達成したゴールのシーンを想像して、
周りの「色」「音」「匂い」などを感じながら、
言葉を使ってみてください。

「ビーチの波音」「朝の静けさ」「木の香り」などを
思い浮かべることで、感情や情動を引き出し、
臨場感が高まります。

日々成長しているあなただからこそ、
こうした情動に響く言葉への感性も豊かに変化していくはずです。

ぜひ、ゴールを具体的にイメージし、
五感や言葉の工夫を通して、
「臨場感ある未来の自分」を描き出してみてください。

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この記事を書いた人

苫米地式コーチング認定コーチ/苫米地式コーチング認定教育コーチ/TICEコーチ/PX2ファシリテーター。 苫米地英人博士から指導を受け、青山龍マスターコーチからコーチングの実践を学び、世界へコーチングを広げる活動を実施中 あなたのゴール達成に向けて強力にサポートします。

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