ゴールを設定する際、どのように決めていますか?
最も大切なのは、「自分が本当に望んでいること(want to)」を重視することです。
他人の期待や社会的な評価にとらわれず、自分の心の声に耳を傾けましょう。
完璧なゴールを最初から考える必要はありません。
規模や達成可能性を気にせず、自由に思い描いてみてください。
例えば、
「趣味の写真で個展を開く」
「地域でボランティア活動を始める」
「理想の体型を手に入れて自信を持つ」
といったゴールを挙げていくうちに、「世界をより良くしたい」「多くの人の幸せに貢献したい」といった抽象度が高い願望が自然と浮かび上がることがあります。
たくさんのゴールを挙げることで、こうした抽象度の高いゴールが明確になります。
しかし、「自分が何をしたいのか分からない」という人もいるでしょう。
その場合は、視点を変えてみることをお勧めします。
「自分が何をすれば他人が喜ぶのか?」という問いを自分に投げかけてみてください。
自分の望みに固執しすぎると視野が狭まり、本当に大切な望みが見えにくくなることがあります。
例えば、人を笑顔にするのが好きなら、
「料理を作って家族や友人を喜ばせる」
「職場で困っている同僚を助ける」
「地域の清掃活動に参加する」
といった行動を考えてみましょう。
他人のためになる行動を考えることで、自分の心理的な盲点が外れ、意外と簡単に自分の本当の望みが見つかることがあります。
他人の喜びに目を向けると、自分自身の内なる喜びにもつながります。
ゴール設定に迷ったら、まずは自由にたくさんの望みを挙げてみましょう。
そして、自分の望みが見えないときは、「他人が喜ぶことは何だろう?」と考えることで新しい視点が得られます。
他人の幸福を願い行動することで、結果的に自分自身の幸福が広がります。
その実感が、新たな人生の方向性を見つける大きな助けとなるでしょう。