逆算で叶える!ビジュアライゼーション活用術

ゴールを設定し、ビジュアライゼーション(映像化)を実践している皆さんへ。
ビジュアライゼーションはゴール達成において非常に有効な手段ですが、誤った使い方をすると予期せぬ障害に直面することがあります。

「ゴールを達成した自分」を鮮明に思い描くことで、一時的に高いエネルギーを得ることができます。
しかし、無意識のうちに「すでに達成した」と錯覚し、行動が止まってしまうことがあります。
例えば、マラソンを完走する自分を何度も想像して満足してしまうと、練習のペースが落ちることがあります。

この問題を避けるためには、目標から逆算して「今あるべき姿」を新たなコンフォートゾーンとして設定することが重要です。
コンフォートゾーンは、物理的な場所だけでなく、習慣や精神状態も含まれます。
例えば、語学学習のゴールに向けては「毎日30分のシャドーイングを続ける自分」を基準とし、その状態を日常化します。健康管理では「毎朝のジョギングと週二回の筋トレを欠かさない自分」を理想とすることで、無意識がその状態を維持しようとエネルギーを注ぎます。

理想と現状の差が大きいほど、脳はそれを「解決すべき課題」として認識し、行動を促すエネルギー、いわゆる“差分エネルギー”を生み出します。
まずは理想と現状を意識し、朝晩にその差を確認してみましょう。

ビジュアライゼーションを活用しつつ、ゴールから逆算した理想の現状をコンフォートゾーンに設定することで、“差分エネルギー”を持続的に生み出せます。
この考え方を取り入れ、より効果的なゴール設定と行動習慣の両立を目指してください。

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この記事を書いた人

苫米地式コーチング認定コーチ/苫米地式コーチング認定教育コーチ/TICEコーチ/PX2ファシリテーター。 苫米地英人博士から指導を受け、青山龍ヘッドマスターコーチからコーチングの実践を学び、世界へコーチングを広げる活動を実施中。あなたのゴール達成に向けて強力にサポートします。

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