一歩先へ挑戦!五感で加速するゴール設定術

ゴールを設定する際、単にリストを作るだけでは、真の活力は生まれにくいものです。

まず、自分のゴールを振り返ってみましょう。
それは本当にあなたが「心から望むこと(want to)」でしょうか。
例えば、資格試験の勉強を「将来の昇進のため」といった外的な理由だけで行う場合、どれだけ努力しても心からの情熱は湧きにくいでしょう。
しかし、「この知識を活かして○○を実現したい」や「学んだことを通じて人生を豊かにしたい」といった内的な願望に基づいていれば、短い時間でも集中力が高まり、継続する力となります。

次に、そのゴールが今の自分の延長線上ではなく、まだ踏み出していない未知の領域に設定されているか確認しましょう。
日常的にできることだけではゴールとは言えません。
しかし、現在の自分から一歩先、二歩先を想像できれば、その過程に新鮮さと緊張感が生まれ、日々の行動に意味が加わります。

最後に、五感をフルに活用して「未来の自分」を鮮明に感じてみましょう。
例えば、健康のために体重を減らすゴールなら、鏡に映る自分の姿や、友人から「最近スリムになったね」と言われたときの声のトーン、服のフィット感まで想像します。
語学学習なら、外国人と笑いながら会話するカフェのざわめき、コーヒーの香り、手にしたスマートフォンの温もりなど、具体的な感覚を思い描くことで、頭の中に映画のようなシーンが広がり、心身がそのイメージに引き寄せられる感覚を得られます。

これらのプロセスを通じて、ゴール設定は単なる言葉の羅列から、感情を揺さぶる体験へと変わります。
ぜひ、自分のゴールを見直し、内から湧き上がる「やりたい(want to)」という気持ち、現状を超える挑戦、そして五感を刺激するリアルな自己イメージを結びつけることで、日々の行動が自然と加速するのを感じてみてください。
きっと、その先にあるゴールにたどり着く力が蘇るでしょう。

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この記事を書いた人

苫米地式コーチング認定コーチ/苫米地式コーチング認定教育コーチ/TICEコーチ/PX2ファシリテーター。 苫米地英人博士から指導を受け、青山龍ヘッドマスターコーチからコーチングの実践を学び、世界へコーチングを広げる活動を実施中。あなたのゴール達成に向けて強力にサポートします。

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