「最近、なんだかエネルギーが出ない」
「最初の頃のワクワクが薄れてきた」
「頑張っているはずなのに、力が湧いてこない」
もしあなたがそう感じているなら、それはサボっているからではありません。
実は、ゴールに近づいているだけかもしれないのです。
今日は、エネルギーが弱まったときにこそ必要な「ゴールの再設定」についてお伝えします。
エネルギーの正体は「ギャップ」——バネと同じ仕組み
ゴールに向かう推進力は、よく引っ張られたバネにたとえられます。
- バネを強く引っ張るほど、戻る力が大きい
- でも、バネが元の長さに近づくほど、戻る力は弱くなる
これと同じで、あなたもゴールに近づくほど、“引っ張られている感じ”が減って、エネルギーが落ちたように感じることがあります。
つまり、エネルギーが弱まるのは「ダメになった証拠」ではなく、距離が縮まった証拠であることが多いのです。
「まだまだ」のつもりでも、実はもう到達しているゴールがある
人は、ゴールを複数持っています。
- 仕事のゴール
- 健康のゴール
- 家族のゴール
- 学びのゴール
- 趣味や生き方のゴール
ところが、私たちは”いちばん大きい理想”ばかりを見てしまい、すでに達成したものやかなり近づいたものに気づきにくい傾向があります。
たとえば——
- 前は「人前で話すのが怖い」と感じていたのに、今は普通に話せる
- 昔は毎日疲れ切っていたのに、今は睡眠や生活リズムが整ってきた
- 自分を責める時間が減り、切り替えが早くなった
これらは地味に見えて、実は大きな前進です。
そして前進した分だけ、最初のゴールは”通過点”に変わります。
エネルギーが弱まったら、すぐにゴールを再設定する
ここが大事なポイントです。
エネルギーが弱まったと感じたら、すぐにゴールの再設定をしましょう。
コツは「少し早いかな?」と思うくらいでちょうどいいこと。
ゴールは”設定した瞬間”から未来を更新し始めるので、近づいたまま同じ場所に置いておくと、エネルギーが生まれにくくなるからです。
再設定とは、ゼロから作り直すことではありません。
多くの場合は、次のような調整です。
- ゴールの”解像度”を上げる(より具体的にする)
- ゴールの”抽象度”を上げる(より本質的にする)
- ゴールの”ステージ”を上げる(より現状の外へ設定する)
ゴールを「一段上」に再設定すると、力が戻る
そこで、具体的な再設定の例を見てみましょう。
例1:仕事
- 以前:ミスを減らしたい
- 再設定:自分の専門性で業界全体の基準を引き上げ、多くの人が成長できる仕組みをつくりたい
例2:健康
- 以前:毎日30分歩く
- 再設定:心身ともに充実した状態を維持し、周囲の人にも健康的な生き方を広めていきたい
例3:学び
- 以前:資格を取る
- 再設定:学びを通じて社会課題の解決に貢献し、次世代のリーダーを育成できる存在になりたい
こうして現状の外側にゴールを再設定すると、現状との差が再び生まれ、自然にエネルギーが戻りやすくなります。
ゴール再設定を助ける「ラベルを付けるワーク」
日常の中でゴールを意識し続けるために、ラベルを付けるワークが効果的です。
ラベルを付けるとは、出来事や行動に対して、ただ評価するのではなく、“ゴールに紐づく言葉”で名前を付けることです。
- 「今日は会議で発言できた」→「信頼を積み上げた」
- 「疲れたけど早めに寝た」→「回復を優先できた」
- 「やりたくない作業を先に片づけた」→「未来の自分を助けた」
こうしてラベルを付けると、自然とゴールを意識する回数が増えます。
ゴールを思い出す回数が増えれば、再設定もしやすくなります。
あなたの「本当のゴール」は、見直すたびに見えてくる
今日から、ほんの少しだけ。
自分に問いかけてみてください。
「最近、エネルギーが弱まっているゴールはありますか?」
「そのゴールを、もう一段上に設定するとしたら、どんな未来ですか?」
答えは一つでなくて構いません。最初は曖昧でも構いません。
大切なのは、あなたの内側が「それだ」と反応する方向を、丁寧に選び続けることです。
エネルギーが弱い日は、ゴールが”次の姿”を求めているサインです。
あなたには、何度でもゴールを再設定していける力が、すでにあるのです。
