「やりたいことがあるはずなのに、うまく言葉にできない」
「何かを始めたいのに、何から手をつければいいか分からない」
「本当にやりたいことと、やるべきことの区別がつかない」
もしあなたがそう感じているなら、それは感性が鈍いからではありません。
実は、心の声を聴く時間がないだけかもしれないのです。
今日は、あなたの内側にある「Want to(やりたい)」のエネルギーを見つける方法についてお伝えします。
Want toは「リラックス」のときに浮かび上がる
Want toは、頭で考えてひねり出すものではありません。
心と身体がゆるんだときに、自然と浮かび上がってくるものです。
たとえば、こんな場面が向いています。
- コーヒーを飲みながら、ひと息ついているとき
- お風呂上がりで身体がゆるんでいるとき
- 散歩していて、景色をぼんやり眺めているとき
ポイントは「考える時間」ではなく、感じる余白をつくること。
心が緩むと、普段はスコトーマ(心理的盲点)の向こうに隠れていた本音が、少しずつ顔を出してきます。
Want toの目印は「身体の内側から湧く感覚」
Want toの目印は、とてもシンプルです。
やりたいと思ったときに、身体の内側からエネルギーが湧く感じがすること。
- なぜか胸が軽くなる
- イメージすると表情がゆるむ
- 少し怖いのに、やってみたい気持ちが勝つ
- 時間を忘れて調べてしまう
こういう感覚があるものは、あなたにとってのWant toである可能性が高いです。
逆に、「正しそう」「得しそう」「評価されそう」だけで選ぶと、最初は頑張れても途中で苦しくなりやすい。
それはエネルギー源が「外側」だからです。
Want toは、あなたの内側から出てくる燃料です。
枯れにくく、続きやすく、未来を動かします。
自分に効く「3つの問い」
心と身体がゆるんだら、次の問いを自分に投げてみてください。
1) 自分は本当は何がやりたいのだろう?
これは、いちばん基本で、いちばん強い問いです。
「できる/できない」をいったん横に置いてください。
能力や現状から判断すると、未来ではなく過去に引っ張られてしまうからです。
大事なのは、「今の自分でもできるか」ではなく、「やりたいか」で答えること。
2) 止められてもやりたいことはなんだろう?
この問いは、周りの評価や常識のフィルターを外してくれます。
- 周囲に反対されても続けたい学び
- 「今さら?」と言われても挑戦したいこと
- 失敗するかもしれないのに、なぜか惹かれるテーマ
ここに、あなたの価値観や本音が表れます。
3) 残された生命時間でやりたいことはなんだろう?
少しドキッとする問いですが、強力です。
この問いが効く理由は、優先順位が一気に整理されるから。
「いつかやろう」は、現実には「やらない」に近いことが多い。
でも、人生に限りがあると意識した瞬間、心が本当に大切なものへ向かいます。
たとえば、今は何の経験もなくても、「世界中の子どもたちに教育の機会を届けるために動いている自分」を思い描いてみる。
あるいは、「地域の人々が心身ともに健康に暮らせる仕組みを作っている自分」を想像してみる。
こうした答えは、あなたの未来の扉を開くヒントになります。
「未来のための時間」を意図的に確保する
多くの人がWant toを見つけられない最大の理由は、才能や感性の不足ではありません。
そのための時間を取っていないからです。
未来のことを考える時間は、放っておくとゼロになります。
目の前の「緊急」が、未来の「重要」を押し流してしまうのです。
そこで、短くてもいいので「未来のための枠」を作ることをおすすめします。
- 週に1回、15分だけ”未来ノート”を書く
- 月に1回、カフェで1時間「やりたいことだけ」を考える
- 散歩中に、3つの問いを心の中で反芻する
小さな時間でも、積み重なると確実に効いてきます。
あなたの「Want to」は、確認するたびに輪郭を増していく
今日から、ほんの少しだけ。
自分に問いかけてみてください。
「本当は、何がやりたいのだろう?」
「止められてもやりたいことは、なんだろう?」
答えは一つでなくて構いません。最初は曖昧でも構いません。
大切なのは、あなたの内側が「それだ」と反応する方向を、丁寧に選び続けることです。
「やりたいこと」に触れると、ワクワクすると同時に、少し怖くなることもあります。
でも、その感情ごと大事にしてみてください。
一つひとつの確認が、未来を静かに開いていきます。
あなたには、自分のWant toを見つけていける力が、すでにあるのです。
