「頑張っているのに、いつも同じところをグルグル回っている気がする」
「変わりたいと思っているのに、気づけば現状維持になっている」
「このままでいいのかと、ふと不安になる瞬間がある」
もしあなたがそう感じているなら、それは意志が弱いからではありません。
実は、判断の基準が「今の自分」に置かれているだけかもしれないのです。
私たちは、思っている以上に「判断」している
日々の生活では、思い通りにいくこともあれば、望まない出来事も起こります。
予定が崩れたり、体調が揺らいだり、人間関係でモヤモヤしたり。
特に忙しい時期や制約が多い状況では、選択肢が減るぶん、ストレスや迷いが増えやすくなります。
でも、どんな状況でも私たちはその瞬間ごとに「判断」しています。
「判断している自覚がない」ときでさえ、実は選んでいます。
- 朝起きてスマホを眺め続けるか、まずは顔を洗うか
- 昼ごはんを”なんとなく”で選ぶか、体調を整えるものを選ぶか
- 上司や家族に一言伝えるか、言わずに飲み込むか
こうした判断は、もっと大きなテーマ──仕事、健康、家族、学び、人生のゴール──にもつながっています。
そして重要なのは、積み重なった判断が、そのまま未来の結果になるということです。
なぜ「現状維持」になりやすいのか
多くの場合、私たちの判断基準は「今の自分のコンフォートゾーン(慣れた安心領域)」にあります。
つまり、無意識にこう考えがちです。
- 失敗しないほうを選ぼう
- 変化しないほうが安全だ
- 今まで通りでいいか
この基準で判断すると、基本的には”現状の延長線”をなぞることになります。
悪いわけではありません。
ただ、ゴールが「現状の外側」にあるなら、同じ基準では届かないんですね。
判断基準を変える「たった一つの問い」
ここで効くのが、次の問いです。
「未来のゴールを達成した私なら、いま何を選ぶだろう?」
たとえば「世界中の子どもたちに教育の機会を届けている私」なら、今日の時間の使い方をどうするでしょう。
「地域の健康寿命を10年延ばすプロジェクトを率いている私」なら、目の前の仕事にどう向き合うでしょう。
「世界から貧困をなくす活動の中心にいる私」なら、日々の人との関わり方をどう変えるでしょう。
ポイントは、気合いや根性ではなく、“判断の起点”を未来に設定し直すことです。
すると行動が少しずつ変わり、行動が変われば、結果も変わっていきます。
あなたの「選ぶ力」は、静かな積み重ねで磨かれる
判断基準を未来に設定すると、迷いや不安が消えるわけではありません。
けれど、迷ったときに戻れる「判断の北極星」ができます。
「未来のゴールを達成した私なら、いま何を選ぶだろう?」
小さな判断の積み重ねが、やがて大きな変化を生み出します。
あなたには、未来の自分から逆算して今を選んでいける力が、すでにあるのです。
「ゴールがあって本当によかった。」
