「やりたいことはあるのに、なぜか一歩が踏み出せない」
「頭では分かっているのに、心がついてこない」
「進むべき方向は見えているのに、迷いが消えない」
もしあなたがそう感じているなら、それは意志が弱いからではありません。
実は、自分の判断軸がぶれているだけかもしれないのです。
今日は、迷いが出たときに自分を取り戻す「ゴール基準」の使い方についてお伝えします。
迷いが出たときに効く「3つの質問」
迷いが出たときは、頭の中であれこれ考える前に、次の3つを自分に問いかけます。
1)「ゴールを達成した自分なら、どう判断するか?」
いまのあなたは、現状の制約(時間・お金・立場・評価)に引っ張られやすい状態です。
だからこそ、視点を未来へ移してみます。
たとえば、「世界の教育格差をなくすために活動している自分」や「すべての人が自分らしく働ける社会を実現している自分」を思い描いてみる。
そんな未来の自分(ゴールを達成した自分)から眺めたとき、「その自分なら、これを選ぶ?選ばない?」
この問いは、あなたの判断軸を一気にクリアにしてくれます。
2)「それは want to(本当にやりたい)か?」
やったほうがいい(have to)で選んだ行動は、続きにくいです。
心のエネルギーが湧いてこないから。
一方で、want to に根ざした行動は、多少大変でも不思議と進めます。
誰に言われなくてもやりたくなるし、工夫する気持ちも自然に出てきます。
ここで大事なのは、「口では want to と言っているけれど、実は have to になっている」ケースがあること。
- 周りにすごい人がいるから、自分も同じことをしないと不安
- その道が”正解っぽい”から選んでいる
- 家族や上司、仲間の期待に応えたい気持ちが強すぎる
こういうとき、本人は「自分で選んでいるつもり」でも、内側では違和感が残ります。
3)「ワクワクするか?」
ワクワクは、単なるテンションではありません。
それは「あなたのゴールに近い方向へ進むときに出やすい感覚」です。
もちろん、ワクワクの中に怖さが混じることもあります。
むしろ、ゴールが大きいほど”少し怖い”は自然です。
だからこそ、「怖いからやめる」ではなく、怖さがあっても、ワクワクが勝っているかを感じてみてください。
3つが「YES」なら、方法を考える
この3つが「YES」なら、次にやることは明確です。
できない理由探しをやめて、実践する方法を考えること。
「ゴールが先、方法は後」
たとえば「発信を始めたい」と思っているのに、「でも文章がうまくないし…」「時間がないし…」と止まってしまう人は多いです。
でも、ゴールが本物なら、考えるべきは「止まる理由」ではなく、
- 1日10分なら、どこで時間を作れる?
- まずは週1投稿にする?
- 完璧をやめて、下書き→公開→改善の順にする?
こういう”前に進むための設計”です。
方法は、ゴールが決まれば後からいくらでも出てきます。
ひとつだけ注意:「誰かに選ばされている」可能性
あなたは「自分で選んでいる」と思っていても、実は、誰かに選ばされていることがあります。
それは、悪意があるとは限りません。
親切や善意、期待、常識、世間体――そういったものが、知らないうちに判断を支配することがあるのです。
だから、迷いが出たときは「正しい答え」を探すより、自分の感覚を取り戻すことが先です。
自分の感覚を取り戻すシンプルな方法
迷っているとき、頭の中はだいたい騒がしいです。
そして騒がしい状態では、本音は聞こえません。
深呼吸。ゆっくり、長く。
呼吸が整うと、体が緩みます。
体が緩むと、心の声が少しずつ聞こえてきます。
その状態で改めて3つの質問をしてみる。
すると「本当はどうしたいか」が、驚くほど分かりやすくなります。
あなたの「迷い」は、ゴールに戻れば晴れていく
今日から、ほんの少しだけ。
自分に問いかけてみてください。
「ゴールを達成した自分なら、どう判断しますか?」
「それは本当にやりたいこと(want to)ですか?」
「ワクワクしていますか?」
答えは一つでなくて構いません。最初は曖昧でも構いません。
大切なのは、あなたの内側が「それだ」と反応する方向を、丁寧に選び続けることです。
迷いが消えるのは、外の正解を見つけたときではなく、自分の軸に戻ったときです。
あなたには、いつでもその軸に戻れる力が、すでにあるのです。
