「どっちを選べばいいのか、分からない」
「正解を出さなきゃと思うほど、動けなくなる」
「周りの意見が気になって、自分の本音が見えなくなった」
もしあなたがそう感じているなら、それは判断力が弱いからではありません。
実は、ゴールがないまま選ぼうとしているサインかもしれないのです。
今日は、迷いの中でも”次の一手”を作る方法──「ゴールを設定する」というゴールについてお伝えします。
迷ったら「最適解」より「ゴール設定」を優先する
迷っているとき、私たちは無意識に「最適解を出さなければ」と力んでいます。
しかし、情報が多すぎる状態で完璧な答えを求めると、かえって動けなくなります。
そこで、まず「ゴールを設定する」ということ自体をゴールにしてみましょう。
「何を選ぶか」ではなく、「自分で選べる状態に戻す」ことを最初のゴールにするのです。
これだけで、迷いのループから一歩抜け出せます。
ゴールを決めると、見える世界が変わる
ゴールを設定すると、不思議なことが起こります。
心の中に小さなズレ──「今の自分」と「なりたい自分」のギャップが生まれるのです。
たとえば、「半年後、健康診断の数値を改善して、軽やかに動ける身体でいる」と決めたとします。
すると、今までスルーしていた階段が気になり始めます。食事の内容、睡眠の質、ちょっとした運動──これまで見えていなかった情報が、自然と目に入ってきます。
誰かに強制されなくても、行動が変わりやすくなる。
これが、ゴール設定の持つ力です。
関係性が変わると、あなた自身も変わる
もう一つ、大事な視点があります。
私たちは「関係性」でできています。
人とのつながりが変われば、会話が変わります。受け取る言葉が変わります。選ぶ行動が変わります。
その積み重ねで、結果として”自分自身”が変化していきます。
たとえば、同じゴールでも、
- 応援してくれる人がいる環境
- 何かと否定される環境
では、行動の出やすさがまったく違います。
ゴール設定は、単に「自分の未来」を決めるだけではありません。
どんな関係性・環境を選ぶかを決めることでもあるのです。
ゴールは「届きそうな範囲」ではなく「心が望む方向」に置く
ゴールを設定するとき、多くの人は「現実的に達成できそうなこと」を選びがちです。
しかし、「できる範囲」だけで未来を決めてしまうと、過去の自己イメージに縛られたまま、同じ場所を回り続けることになりかねません。
ポイントは、現状よりはるかに高いゴールを置くこと。
「今の延長線で何とか届きそう」ではなく、「今のままでは届かない」くらいがちょうどいいのです。
現状の枠の外にゴールを置くからこそ、見える情報が変わり、出会う人が変わり、行動の質が変わっていきます。
これは、特別な才能がある人だけの話ではありません。
高いゴールを掲げ、それを実現していくことは、誰にでもできるのです。
あなたの「選べる力」は、静かな積み重ねで蘇る
迷っているときほど、予定に流されやすくなります。
だからこそ、最初の一歩はシンプルでいい。
「ゴールを設定する時間を取る」──それだけで十分です。
たった15分でも構いません。静かな時間をつくってください。
紙やメモに「本当はどうなっていたい?」「何が叶ったら嬉しい?」と書き出してみる。
完璧な文章でなくて構いません。
未来の方向が少しでも言葉になった瞬間から、あなたの現実は動き始めます。
今日から、ほんの少しだけ。
まずは30秒、深呼吸をして、自分に問いかけてみてください。
「迷っている今、本当はどんな未来を望んでいますか?」
「制約がなかったら、どんな自分になりたいですか?」
答えは一つでなくて構いません。最初は曖昧でも構いません。
大切なのは、あなたの内側が「それだ」と反応する方向を、丁寧に選び続けることです。
迷いの中でも、あなたは進めます。
「ゴールを設定する」というゴールから、はじめましょう。
あなたには、自分で未来を選んでいける力が、すでにあるのです。
