ゴールは「大きく」──ただし”自分のもの”かを先に確かめよう

「現状の外にゴールを設定したいのに、なぜか気持ちがついてこない」
「やるべきだと分かっているのに、どこか義務感で動いている気がする」
「行動しているのに、達成しても心が満たされない」

もしあなたがそう感じているなら、それは努力が足りないからではありません。
実は、そのゴールが”自分のもの”ではないだけかもしれないのです。

今日は、ゴールを大きく設定しながらも、自分を見失わない方法についてお伝えします。

目次

ギャップは「バネ」と同じ働きをする

ゴールを設定するときは、遠慮せずに思いきり大きくしてみてください。
なぜなら、現状とゴールの差(ギャップ)が、あなたを前に進ませるエネルギーになるからです。

バネは、伸ばせば伸ばすほど強い力で戻ろうとします。
ゴールも同じで、現状との差が大きいほど「そこへ向かいたい」という推進力が生まれやすくなります。

ただし、ここで大事な条件があります。

“借り物のゴール”が危険な理由

大きなゴールほど、人生に影響します。
もしそれが、誰かの期待や評価、世間体に引っ張られて作ったゴールだとしたら——
頑張れば頑張るほど、気づかないうちに誰かのシナリオ通りに動く状態になりかねません。

自分のゴールかどうかを確かめるために、次の問いを自分に向けてみてください。

  • それは「やらねば」ではなく「やりたい(want to)」から出てきたもの?
  • 誰にも見られていなくても、やりたいと思える?
  • 達成したとき、胸の奥から「これだ」と思える?
  • “称賛されるから”ではなく、”自分が納得するから”やりたい?

どれかに引っかかるなら、ゴールを小さくする必要はありません。
むしろ、ゴールの”出どころ”を整えることが先です。

視点を上げると、ゴールが安定する

自分のゴールを「自分だけの小さな利得」に閉じると、途中で苦しくなりやすいものです。
反対に、視点を上げると、ゴールが”あなたの内側からの願い”として安定しやすくなります。

そこで、範囲を少しずつ広げて考えてみます。

自分 → 家族 → 地域 → 日本 → アジア → 世界

さらに時間軸も広げます。

今 → 10年後 → 100年後 → 1000年後

「ちょっと、やりすぎかな?」と思うくらいで、ちょうどいいです。
視点を遠くへ伸ばすほど、目先の損得に振り回されにくくなり、行動の軸が太くなっていきます。

具体例:ゴールが”自分のもの”になる瞬間

たとえば「事業を成功させたい」というゴールがあるとします。
これが”他人の評価”中心だと、数字に追われて心がすり減りがちです。

そこで視点を広げてみます。

  • 自分:心から誇れる価値を届ける力をつけたい
  • 家族:安心して暮らせる土台を作りたい
  • 地域:地元に新しい雇用と学びの機会を生み出したい
  • 日本:次の世代が挑戦しやすい社会を残したい
  • 世界:この仕組みを他の国にも広げて、より多くの人の可能性を解放したい

こう整理すると、「事業の成功」は目的ではなく、価値提供の結果として位置づきます。
すると不思議と、やるべきことが”義務”ではなく”選択”に変わり、行動が続きやすくなります。

あなた自身も「含まれている」ことを忘れない

ここで誤解しやすいのは、「多くの人のため」を考えると、自分を後回しにしてしまうことです。
でも、あなたの幸せが削られている状態では、周りも長くは幸せにできません。

視点を広げる中に、あなた自身は当然含まれています
あなたが元気で、満たされていて、納得して進んでいるからこそ、周りにも良い影響が伝わります。

あなたの「本当のゴール」は、問いかけから見えてくる

今日から、ほんの少しだけ。
自分に問いかけてみてください。

「このゴールは、本当に自分の内側から出てきたものですか?」
「誰にも評価されなくても、それを目指したいと思えますか?」
「視点を広げたとき、そのゴールはどんな意味を持ちますか?」

答えは一つでなくて構いません。最初は曖昧でも構いません。
大切なのは、あなたの内側が「それだ」と反応する方向を、丁寧に選び続けることです。

あなたは脇役ではありません。あなた自身が主役です。
あなたには、自分でゴールを選び、そこへ向かう力が、すでにあるのです。

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この記事を書いた人

苫米地式コーチング認定コーチ/苫米地式コーチング認定教育コーチ/TICEコーチ/PX2ファシリテーター。 苫米地英人博士から指導を受け、青山龍ヘッドマスターコーチからコーチングの実践を学び、世界へコーチングを広げる活動を実施中。あなたのゴール達成に向けて強力にサポートします。

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