ゴール設定で悩む人ほど、最初は「とりあえず」でいい

「ゴールを決めろと言われても、何を目指せばいいか分からない」
「やりたいことが見つからない自分は、どこかおかしいのでは」
「本当のゴールを見つけるまで、動き出せない気がする」

もしあなたがそう感じているなら、それは感性が鈍いからではありません。
実は、自分で自分にブレーキをかけているだけかもしれないのです。

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社会経験が長いほど、ゴールが出にくくなる

特に、社会生活が長い方ほど要注意です。
「それって費用対効果あるの?」「失敗したら時間がムダでは?」と、先に”正解”や”損得”を求めてしまう。

もちろん現実的で素晴らしい視点です。
しかし、ゴール設定の入口でそれを強く働かせると、未来が小さくまとまりやすくなります。

脳は「重要だ」と決めたものしか見ていない

ここで大事なのが、脳の性質です。
脳には、膨大な情報から必要なものだけを拾い上げる仕組みがあります。

脳は”自分にとって重要だ”と判断した情報だけを目立たせます。
逆に言えば、重要だと判断していない情報は、目の前にあってもスルーしてしまいます。

そして脳が「重要だ」と判断する基準は、驚くほど保守的です。
脳は基本的に、昨日までの自分が重要だと思っていたものを、今日も重要だと判断しがちです。

たとえばこんな経験はないでしょうか。

  • 転職を考え始めた途端、急に求人広告や友人のキャリア話が目に入る
  • 子どもの受験を意識したら、塾や教育情報がやたら気になる
  • 「健康が大事」と思い始めたら、食事や睡眠の情報が目につくようになる

逆も同じです。
「自分には関係ない」と思っている間は、チャンスやヒントが目の前にあっても、脳が拾いません。

少し怖い話ですが、目の前の世界は”昨日までの自分の重要判断”でできているとも言えます。

マインドが変わらない限り、昨日のコピーが続く

だから、マインド(心と身体)の使い方を変えない限り、昨日の延長が続きます。
同じ情報を見て、同じ判断をして、同じ行動を取りやすい。
結果として、似たような毎日が”安定して再生産”されます。

ここで効くのが、ゴール設定です。
ゴールは「未来の自分にとって重要なもの」を脳に登録する作業でもあります。
ゴールを設定することで、脳のアンテナが変わり、見える世界が変わり始めます。

最初は「とりあえずのゴール」で十分

「立派なゴールを決めなきゃ」と思うほど、動けなくなります。
だから最初は、仮置きのゴールでいいんです。

ポイントは、精度ではなく方向です。

方向が決まると、次の一歩が選べます。
次の一歩が選べると、現実が少し動きます。
現実が動くと、またゴールが具体化していきます。

ゴール設定は、完璧な答えを出す作業ではありません。
“昨日のコピー”から抜け出すための、最初のスイッチです。

あなたの「本当のゴール」は、動きながら見えてくる

今日から、ほんの少しだけ。
まずは30秒、深呼吸をして、自分に問いかけてみてください。

「本当は、どんな未来を望んでいますか?」
「制約がなかったら、何をやってみたいですか?」

答えは一つでなくて構いません。最初は曖昧でも構いません。
大切なのは、あなたの内側が「それだ」と反応する方向を、丁寧に選び続けることです。

まずは「とりあえずのゴール」から。
その一歩が、未来を連れてきます。
あなたには、自分でゴールを選んでいける力が、すでにあるのです。

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この記事を書いた人

苫米地式コーチング認定コーチ/苫米地式コーチング認定教育コーチ/TICEコーチ/PX2ファシリテーター。 苫米地英人博士から指導を受け、青山龍ヘッドマスターコーチからコーチングの実践を学び、世界へコーチングを広げる活動を実施中。あなたのゴール達成に向けて強力にサポートします。

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