ゴールの更新で・・・

人生には様々な出来事が訪れ、そのたびに私たちは立ち止まり、疑問を抱くことがあります。「あれ?」と思う瞬間は、ゴールを見直す絶好の機会かもしれません。

ゴールは一度設定したら終わりではなく、常に更新し続けるものです。もっと自由に、制約に縛られず、自分の理想を描いてみましょう。

多くの人は、一度決めたゴールを変えてはいけないと思いがちです。しかし、ゴール設定は夢を実現するための第一歩であり、ゴール自体は変化しても良いのです。むしろ、成長や状況の変化に応じて柔軟にゴールを更新することが重要です。

また、自分のゴールだと思っていたものが、実は他人の期待や社会的な価値観に基づいていることもあります。このような場合、自分の本心に立ち返り、ゴールを見直す必要があります。

ゴールを設定する際には、次の2つのポイントを確認しましょう。

  1. Want to(やりたいこと)であるか
    ゴールは自分の「Want to」から生まれたものでしょうか?それとも「Have to(やらねばならないこと)」や、他人の期待に応えようとしていませんか?
  2. 現状の外側にあるか
    設定したゴールが今の自分の延長線上にあるものではなく、現状を超えた挑戦であるかを確認しましょう。ゴールは新たなステージへ導くものであるべきです。

このように確認して、「これは違う」と感じたら、すぐにゴールを更新しましょう。

ゴールを変更する際に注意したいのは、エフィカシーを下げないことです。「ゴールを変えるのは失敗だ」と感じる人もいますが、そうではありません。むしろ、自分の可能性を信じて、新しい挑戦に進むためのポジティブな行動です。

スコトーマ(心理的盲点)が外れれば、新しい方法や視点が自然と見えてきます。ゴール達成への道筋は一人ひとり異なるので、他人と比較する必要はありません。

ゴールを設定する際にもう一つ大事なのは、ゴールを他人に話さないことです。たとえ両親や親しい友人であっても、その人たちが無意識に「ドリームキラー」になる可能性があります。

ドリームキラーとは、あなたのゴールに対して否定的な意見を述べたり、無意識にやる気を削ぐような言葉をかける人のことです。大切な人だからこそ、あなたの安全や現状維持を願い、挑戦を止めてしまうことがあります。

ゴールについて話して良いのは、あなたを正しく導いてくれる「本物のコーチ」だけです。コーチはあなたの可能性を信じ、ゴール達成をサポートするプロフェッショナルです。

ゴール設定とは、単なる目標を立てる行為ではなく、自分の可能性を最大限に広げるための道しるべです。一人ひとりゴールは異なり、それに向かう方法も違います。自分にとって本当にワクワクするゴールを見つけ、成長を楽しむ姿勢を持ちましょう。

変化を恐れず、ゴールを自由に更新することで、あなたの人生はより豊かで充実したものになるはずです。

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この記事を書いた人

苫米地式コーチング認定コーチ/苫米地式コーチング認定教育コーチ/TICEコーチ/PX2ファシリテーター。 苫米地英人博士から指導を受け、青山龍マスターコーチからコーチングの実践を学び、世界へコーチングを広げる活動を実施中 あなたのゴール達成に向けて強力にサポートします。

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