努力より夢中!自然に続く行動習慣

学校や職場で、こんなフレーズを耳にしたことはありませんか?

「もっと頑張りなさい」
「努力が足りないから、結果が出ないんだ」

これらの言葉が示す「努力」という概念は、しばしば自分の意志に反して無理に続ける行動を意味します。
しかし、本当に目指すべきは、自分の内側から自然に湧き上がる「やりたい」という気持ちです。

英語で言う「have to」は「やらなければならないこと」を指します。
嫌々ながら宿題を終わらせたり、好きではない運動を続けたりすることは、心に大きなストレスを与えます。

一方で「want to」は「自分がやりたいこと」を意味します。
例えば、休日に自発的にギターを弾いたり、通勤中に英語のポッドキャストを楽しんだりすることは、時間を忘れるほど夢中になれるものです。

子どもがゲームに夢中になっているとき、私たちはしばしば「また遊んでばかり…」と眉をひそめがちです。
しかし、彼らは努力しているのではなく、純粋に「遊びたい」「クリアできたら嬉しい」という欲求に動かされているのです。

大人にも同じことが言えます。
趣味の写真撮影で早朝の公園に出かける人、オンラインのプログラミング学習サイトで夜遅くまでコードを書き続ける人、料理番組を見て新しいレシピに挑戦する人──これらはすべて「want to」の力です。

興味のあるテーマを試してみましょう。
例えば、英語学習なら海外ドラマを1話だけ字幕なしで観るなど、自分に合った入り口を用意します。

環境を整えることも大切です。
楽器ならすぐ手に取れる場所に置く、読書なら通勤鞄に本を入れておくなど、行動のハードルを下げましょう。

人生を豊かにする鍵は、無理な「努力」ではなく、自分の内側から湧き出る「やりたい」という気持ちを大切にすることです。
今日から「want to」を積み重ねて、100%ワクワクする毎日を手に入れましょう。

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この記事を書いた人

苫米地式コーチング認定コーチ/苫米地式コーチング認定教育コーチ/TICEコーチ/PX2ファシリテーター。 苫米地英人博士から指導を受け、青山龍ヘッドマスターコーチからコーチングの実践を学び、世界へコーチングを広げる活動を実施中。あなたのゴール達成に向けて強力にサポートします。

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