未来にフォーカス!小さな習慣術

体調が優れないと、私たちは過去の出来事に意識を引きずられがちです。
例えば、昨日の頭痛を思い出して「また同じことが起きたらどうしよう」と不安になったり、過去の失敗を振り返って「やっぱり自分はダメだ」と落ち込んだりします。
こうして過去に意識が向くと、自信が低下し、行動を起こすエネルギーも失われてしまいます。

しかし、ゴールを達成した自分を具体的にイメージすると、心にワクワクとした高揚感が生まれます。
スポーツ選手はレースのゴールシーンを何度も頭の中で再生し、イメージトレーニングを通じて集中力やモチベーションを高めることが知られています。

未来志向を習慣にするために、まずはゴール達成後の自分の姿を詳細に描いてみましょう。
どこで、誰と、どのように喜んでいるのかを具体的にイメージします。
そして、その大きなゴールをサブゴールに分け、それぞれを達成するたびに自分を褒めることで、達成感をこまめに味わうことができます。
さらに、朝起きてから数分間だけでも未来を思い描く時間をカレンダーに組み込むと、日々のルーチンとして定着しやすくなります。
こうした取り組みを続けることで、体調を崩したときにも自然と視点が未来へ向き、前向きな行動へのスイッチが入るようになります。

体調が優れないときこそ、過去にとらわれやすい瞬間です。
しかし、そのときこそ自分にとって大切な未来のビジョンを思い出し、再び前を向くチャンスでもあります。
過去の失敗や痛みを振り払い、希望に満ちた未来の自分を心に刻むことで、日々の小さな行動が積み重なり、やがて大きな成果へとつながります。
ぜひ今日から、体調の良し悪しにかかわらず、未来志向を習慣化してみてください。
心も体も、前進する力を取り戻せるはずです。

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この記事を書いた人

苫米地式コーチング認定コーチ/苫米地式コーチング認定教育コーチ/TICEコーチ/PX2ファシリテーター。 苫米地英人博士から指導を受け、青山龍ヘッドマスターコーチからコーチングの実践を学び、世界へコーチングを広げる活動を実施中。あなたのゴール達成に向けて強力にサポートします。

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