「フリーハンドで『ワクワクするゴール』を設定してください」と言われると、多くの人が次のように感じるかもしれません。
- アイデアがなかなか浮かばない
- どのように考えればいいのか分からない
- 途方に暮れてしまう
では、どうすれば「ワクワクするゴール」を見つけられるのでしょうか?
もし「ワクワクするゴール」が思い浮かばない場合は、過去の記憶、特に幼少期の記憶を振り返ってみましょう。
子どもの頃、何をしているときに夢中になりましたか?
何にワクワクしていましたか?
- 遊びの中で「これを極めたい!」と思ったこと
- 夢中で続けた趣味や活動
- 「将来こんなふうになりたい!」と憧れたこと
こうした記憶には、あなたの本質的なワクワクが隠れています。
「プロフェッショナルとして何になりたいか?」と考えるのも良いですが、職業そのものをゴールにするのはおすすめしません。なぜなら、ゴールは「肩書き」ではなく「理想的な状態」であるべきだからです。
自分に問いかけてみましょう。
- どのような状態でいたいか?
- どんな環境で、どんな気持ちで過ごしたいか?
- 最高にワクワクする瞬間とは?
例えば、ただ「カメラマンになりたい」と設定するのではなく、「世界中を旅しながら、人々の感動的な瞬間を写真に収め、それを多くの人と共有する」というように、「理想の状態」を明確にしてみましょう。
ここで、一つ大切なことをお伝えします。あなたは、もっともっとできる存在であることが科学的に証明されています。「今の自分には無理かも…」と思うことでも、脳の可能性は無限大です。
ただし、私たちの認識は「過去の記憶の合成」によって作られています。
つまり、イメージの限界が、あなたの限界を作ってしまっているのです。「できない」という思い込みはただの幻想かもしれません。
大切なのは、「ワクワク感」を持って未来をイメージすることです。
- 「こんな未来があったら最高だな!」
- 「もし制限がなかったら、何をしたい?」
- 「心から楽しいと思えることは?」
これらを自由に考えてみましょう。
今「限界」と思っていることも、イメージを広げれば限界ではなくなります。
考えすぎてしまうと、ワクワク感よりもプレッシャーを感じてしまうかもしれません。
そんなときは、まずリラックスすることが大切です。
リラックスすると、脳は自然に柔軟になり、発想が広がります。
そして、気がついたら「乗り越えた自分」に出会えるでしょう。
これは、認知科学でも証明されていることです。
あなたのワクワクする未来は、すでにあなたの中にあります。
「できるかどうか」ではなく、「やってみたいかどうか」。ワクワクしながら、あなたらしいゴールを見つけてください。